本日発売、名古屋を拠点に活動する3ピースPOP-OFFICEのファーストアルバムです。
アルバムのアートワークを自分が担当させていただき、個人的にも、とても思い入れのある作品となりました。
シューゲイザーのノイズを柔らかく纏い、でもそのノイズは怒りでも空虚でもなくて、美しく力強い輝きを放っているような作品。
「歩くため」で感じる、どことなく後期Cocteau Twinsを彷彿とさせる綿密に計算されたギターワークの中にあるポップネス。クリーンで爽やかなサウンドから、引っ込んだ轟音へと展開する冒頭の「Something Black」などが印象的。
そして「Young Town」で聴けるドラマチックなラインをなぞる展開の瞬間はとてもカッコイイ。個人的に一番好きな曲。
インディポップ、NEW WAVE、アーバンソウル、ポストロック、シューゲイザーなど様々な要素を感じるアルバムで、リーダー島田くんの幅広い音楽嗜好とセンスが発揮され、様々な要素のサウンドとドラマチックな展開を手にいれた意欲作。今を生きるバンドとしての個性は素晴らしく高いと思う。これからも期待、そして応援し続けていきたいバンドである。
では、昨日にひき続き、アルバムのアートワークを紹介していきたいと思います。ではいってみましょう。
帯デザインです。情報は可能な限り排除し、フォントの美しさを見せるミニマルなデザインに徹しました。
裏ジャケです。他にもさらにミニマルなデザイン、白ベース、色々作ったのですが、最終的にこちらに着地しました。
CDを空けた中面、ディスクレーベル面です。ミニマルデザインの中に咲く桜の写真絵画、パッケージを空けた時のインパクトはかなり強くできたと思います。
バックインレイ(中面)です。同じく桜の写真絵画。
続いてはブックレットデザインです。デモを聴いた時、とても美しいと思ったのが第一印象で、その世界観を、淡い色彩のグラデーションで曲毎に作っていきたいなと思いました。
歌詞も暗く美しいので、なるべくその他の装飾は削ぎ落としてミニマルに作りました。
朝→夜へ
深夜→朝へ
前半4曲と後半4曲のイメージを、薄いカラーとモノクロの連の花で表現しました
ミニマリズムからの広がりだったり解放をイメージして作った抽象的グラフィック。POP-OFFICEはこれからも進化するでしょう。
最終ページはPOP-OFFICEの世界観をイメージした水彩画の抽象作品と、クレジットです。
TOWER RECORD 名古屋栄パルコでの展開
点と線でも販売しております!POP-OFFICEをイメージした花をデコレーションして展開中です。
買いに来るだけでも大丈夫ですので、三重県の方、是非宜しくお願いいたします!!
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