2017年12月19日火曜日

Jorja Smith

若干20歳の英国のR&Bシンガー。エリカ・バドゥやエイミー・ワインハウスとも比較されてますけど、新機軸のアーティストがまだ登場してきたなって感じています。クラシック~現代的R&BからUKガラージ風ダンストラックまで。ルックスも声も楽曲も最高にカッコいいですよ。これから注目でしょう。













Pisces




モデルの宮本彩菜とLISACHRISによるデュオ、Pisces。まだ音源のリリースはしてないけれど、驚きのクオリティの作品。ルックスの見た目も当然良いし、幽玄的な和製R&Bが非常にマッチしている。リリースが待ち焦がれる。











2017年11月30日木曜日

SpiderBeetleBee / Bill MacKay & Ryley Walker(2017)




シカゴを拠点にするギタリストBillMacKayとRyleyWalkerのコラボレート新作アルバム。 サイケ・フォーク・ブルース・ラーガな路線のインスト作品。秋にピッタリ。




UTOPIA / bjork(2017)


20年来のファンです。本当に素晴らしかった。ただただ美しい。そして近作は優しい。
アルカらしい重めの音にフルートの優しい音色、bjorkの力強い声・・・涙腺にきます。本当に感動しました。


2017年10月31日火曜日

IS EVERYTHING OK? IS YOUR WORLD/ YELLOW DAYS(2017)

またイギリスより新たな才能。18歳のオルタナティブ・ソウルアーティスト。
最高にカッコいいです。








2017年10月16日月曜日

King Krule - The Ooz(2017)


待望の新譜は全19曲のボリューム。彼の成長を感じられる最高の作品でした。


米の雑誌 High Times (嗜好品としての大麻使用の合法化を強く主張する雑誌) に立ち寄り、最新作について語った映像

2017年9月30日土曜日

UNDER BURNING SKIES / THE SOULJAZZ ORCHESTRA (2017)


アフロ系で熱いのをもうひとつ紹介。こちらはカナダのネオ・アフロバンドなんですけど、かなり気持ち良いです。技術的にも相当高いかと。作品によって結構違いますけどどれも良いです。リリースされたばかりの今作では80年代のヴィンテージ・シンセサイザーや初期のドラム・マシンを使用したアフロ色のあるディスコサウンド。前作ではズークやクーペデカレなどフランス領圏のアフリカ音楽をテーマに、全ての曲でポリリズムまみれの完全に踊れる熱いアフロ。















DESPEGUE / LA CHIVA GANTIVA(2017)




今朝見つけたベルギーのラテンバンドなんですけど良かったです。アフロ・HIP HOP・ロックなど飲み込んだオリジナルのアフログルーヴ。過去作も良い感じ。






2017年9月24日日曜日

Time / Sapphire Slows (2017)


久しぶりの新譜。デビューの時からずっと好きですけど、女性DJがまた最近クラブシーンではキテる気がします。特に彼女の場合はサウンドも最高ですけど、若くて生意気な感じがクールでカッコいいですね。

高校生くらいの年齢の生意気な女の子DJとか現れないのかなぁ、、。ぜったいカッコいいし売れると思うんですけど。





カッコよすぎでしょう。








新しい音楽のブログ始めました。
https://analogculture.blogspot.jp/

2017年9月20日水曜日

Sam Smith - Too Good At Goodbyes (2017)

しばらく歌手活動を休止していて音楽業界を去るとの噂もあったサム・スミスがカムバック。エモーショナルで素晴らしい新曲。それにしても彼、かなり痩せてヒゲも生やしてイメージ変わりましたね。大丈夫かな・・。



2017年9月16日土曜日

Everything Is Recorded - Mountains Of Gold (ft. Sampha, Ibeyi, Wiki & Kamasi Washington) (2017)

リチャード・ラッセルが放つ新コラボ・プロジェクト。これはカッコいいです。このMVにはクインシー・ジョーンズも登場!


2017年9月13日水曜日

OK NOT OK

未発表だった4作品のMVが続々と製作されて公開中。とても嬉しい。













8 / Awich (2017)


今一番話題の人。実際、凄くいいです。大好き。沖縄生まれアトランタ育ち。
英語・沖縄語・日本語が混ざっているのも彼女の大きな武器ですね。






2017年9月10日日曜日

Survival Of The Fittest / Headhunters(1975)

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2017年8月29日火曜日

the tourist / ClapYour Hands Say Yeah (2016)




2000年代前半、オルタナティブのシーンが元気だった最後の時代に登場したバンド。
もちろん自分や周りもこのバンドが出てきた頃はかなり話題になってて(2005年のあの時代です)、楽しい時代だった。
で、たまたまシャッフルで昨日流れてきて数年ぶりに聴いて、懐かしくて調べたら去年新譜出してた。ちょっと嬉しい。リリースツアーで名古屋のハポンにも来てたみたいですね。



RCVR/XMTR / Akkord(2017)

ジャンルはジャングル、ブレーク・ビーツになるのかな。
かなり立体的な音像で再構築してきています。めちゃくちゃかっこいい!



Czech One/King Krule (2017)

稀代のロンドンの天才少年、久しぶりの新曲。彼もどんどんドープになっていきますね。
ジャジーなビートミュージック、ヴィンテージ風のピアノ。声も相変わらず。
MVもカッコいいですね。アルバムが待ち遠しいです。





2017年8月19日土曜日

Deep Marble Sunrise / Coca Leaf (2017)


今の最新の音ではないんだけど、EDM以前の最後の音楽業界のトレンドの1つだったDFAなどのポストパンク、ダンスハウス系のリバイバルを2017年に推し進めた感じですかね。まあ人によっては刺さるはず。その辺りの音にノイズ、ダブ、インダストリアルを加えた感じ。Twilight Hazeと言う曲が暗くていいです。
音楽好きの友人とも話してたんですけど、最近いい音楽が少ないです。
ありとあらゆる音楽聴いてるつもりですけど、自分の中での新鮮さが感じられません。最近の悩み。



Art Pepper Presents "West Coast Sessions!", Vol. 4: Bill Watrous


アルトサックスの神様、アート・クーパーのWEST COAST SESSIONSシリーズの最新作。最高、間違いないです。


2017年8月4日金曜日

NO MORE MUSIC/OKAMOTO’S(2017)


新譜。ベースのハマオカモトの演奏が好きで(言わずがな浜田雅功の息子であり米国フェンダー社と唯一日本人で契約締結しているベーシスト)ちょくちょく聴いてはいたんですけど、彼らもどんどん良くなっていると思います。
Suchmosと言いOKAMOTO’Sと言い、最近のHIP HOPブームと言い、宇多田ヒカルの復活と言い、日本のメジャーの音楽界もようやくここ数年の暗黒時代から抜け出しつつあるような気がします。良い音楽はちゃんと評価されるべき。






2017年7月29日土曜日

Amusement Park / IKKUBAL (2015)


インドネシアのバンドなんですけど、夏限定で軽く流す感じで聴きたくなりますね。
山下達郎直系のアーバンな シティ・ポップバンド。
このアルバムも、前作もですけど、ソングライティング力が非常に高くハズレが一曲もないです。英語の発音が下手なんですけど、80年代のいなたい雰囲気を出す為に多分わざとしてるんだと思います。そういったところも含めて好き。新譜いつ出るのかなぁ。




2017年7月25日火曜日

めたもるシティ / けもの(2017)


プロデューサーの菊地成孔さん曰く今作のテーマはオルタナティブシティポップ。そこに80年代のNEW WAVEの要素を加えた作品、だそうです。めちゃいいですよ。聴くと強制的に楽しい気持ちになれます。第六感コンピューター(菊池さんとのデュエットでSPANK  HAPPY世代としては泣いてしまう曲!)と伊勢丹の歌が好き。
しかもジャケットは何と「ときめきトゥナイト」の池野恋先生!













今でも大好きSPANK HAPPY
まさにオルタナティブ・シティポップ。
SPANK HAPPYの特徴は上質でポップなAORやハウストラックにこの歌詞。こんな曲、当時はそれまでなかったから衝撃だった。
その後、例えば相対性理論などSPANK HAPPYに影響を受けたバンドが登場したりもしました。





ライブでは口パクを事前に告知して行っていたり。(当時この宣言はチョット斬新だったw)一流の音楽家・JAZZマンなのに楽器は持たずチープでエレガントなテクノトラックにノリながら変な気持ち悪いダンスしながら歌う真似するだけっていうw
パフュームなどに代表される口パクエレクトロの走りですね。売れなかったのは自分のルックスのせいって言ってたけど、自分はカッコいいって思ってました!(気持ち悪いとカッコいいは紙一重)中でもこのPhysicalのカバーは最高だった!




COOL CORE/呂布カルマ (2016)


大好き呂布カルマ。今一番カッコいいラッパーの1人。リリックもトラックもファッションも見た目も全部好き。次のフリースタイルダンジョンの新モンスターになるとかで、めちゃくちゃ楽しみにしてます。




2017年7月15日土曜日

ニトロデイ

たまたま聴いて知ったんですけど、現役高校生のバンドなんですね。高校生でグランジやってるので注目されてるみたいでその現象に驚いた。自分が中学~高校生の頃なんかはグランジのバンドなんて沢山やってる子いたけど、今はそんなに貴重なのかな、知らなかった、。今の若い子達はカート・コバーンを知らない世代ってことなのかな・・・信じられないです。
何にせよ、彼らのサウンドはカッコいいので応援したいです。
しかしギターの子の弾き方を見ると、ほんとにジョニー・グリーンウッドが好きみたいですね。


2017年7月14日金曜日

DaLE DERNIER LIVE AU JAPON / niel Colin (2012)


フランスの伝統音楽、ミュゼットの第一人者ですね。(ミュゼットはシャンソンに並ぶフランスの2大伝統音楽)超人的早弾きを得意としながらも奏でる音楽には温かさと哀愁が同居するというアーティスト。最近手に入れたこのLIVE盤もいいですね。
(前半10曲はギター、ピアノとのアンサンブルでアコーディオンをたっぷり聴かせるインスト、後半10曲は主に女性歌手を交えての歌もので構成。)
僕は美容室をしてるんですけど、サロンやカフェでこういったサウンドがさりげなく小さな音量で流れているとお洒落だなって思いますね。
例えばシナトラなんかのラウンジ系のJAZZは流してるサロンやカフェが多そうですけど、こういったトラディッショナルな音楽を使ってるお店は少ないと思いますし。但し、これはお店の内装にもよるので一概には言えません。例えばよくあるアンティーク系のお店の場合、当たり前すぎるので僕なら使用しなかったりもしますし。
(こういったサロンやカフェでの音楽の定義については話すことが多すぎるので別の機会にたっぷりお話します。音楽って空間デザインで一番重要だと思うので)




HOUSE AND LAND / HOUSE AND LAND (2017)



欧米の伝統音楽を現在に再生するブラック・トゥイグ・ピッカーズのフィドル・プレイヤー、サリー・アン・モーガンとサラ・ルイーズ・ヘンソンによるデュオ、HOUSE AND LANDのデビュー作品。
ドローン、マイクロトーナル・ミュージック、ミニマリズムをアメリカの伝統音楽に融合させた感じですね。この音といい、ジャケットのアートワークといい、雰囲気抜群です。最近はまた伝統音楽を漁ってるっていうこともあって、かなり気分の一枚。


Ctral / SZA (2017)


ケンドリック・ラマーやスクールボーイQのレーベルからデビューする新人。良かったです。








2017年6月22日木曜日

HARD-OFF BEATS

最近ハマッっている、YOUTUBEで見れる面白い番組。
tofubeatsのオフィシャルチャンネル内の番組なんですけど、全国にあるハードオフに抽選で行き先を決め(桑名市も登場!)、サイコロをふり出た目×100円が各自の軍資金。
その軍資金を元にレコードを買い、サンプリングで制限時間1時間以内(!)に曲を作るというもの。各ハードオフにより様々な特色があり、さらに曲を作る過程が見れるのが凄く面白い!


2017年6月7日水曜日

I Want Candy

この曲がカバーだったなんで初めて知った。しかも原曲がまた驚き、、。







2017年5月30日火曜日

ESKER / Bill MacKay (2017)


ゴスペル、ブルース、ロック、ジャズそしてカントリーなどのエッセンスを持ったメランコリックなアパラチアン・フォーク作品。






2017年5月18日木曜日

BEDTIME STORIES/MADONNA(1994)

なんとなく思い出して久しぶりに聴いた。ファンの間では人気ないみたいですけど自分はマドンナでは一番好きな作品。
しれにしてもこの頃のマドンナの髪型はカッコいいですね。




Manara/Alsarah & The Nubatones(2016)




最近西欧のシーンから注目されつつある、アフリカ音楽。Alsarah & The Nubatonesはそれもハイライフをベースにしたスタイルのバンドです。今後こういったサウンドを作り出すバンドが増えていきそうですね。注目しておいた方がいいジャンルだと思います。









2017年5月10日水曜日

async / 坂本龍一 (2017)

中咽頭癌を公表し病気療養の為休養し、死と向き合った中で作られた作品でもあり、昨年の『怒り』のサウンドトラックも素晴らしかったですが今作はさらに退廃的かつ美を突き詰めた構築的な作品に仕上がっています。
坂本本人をして「あまりにも好きすぎて、誰にも聴かせたくない」と言わしめる作品でもあります。



2017年4月22日土曜日

Collected Pieces / Mary Lattimore (2017)



フィラデルフィア在住のハーピストMary Lattimoreの新作『Collected Pieces』。幽幻的かつ美しいアンビエント作品。



2017年4月17日月曜日

Common As Light and Love Are Red Valleys of Blood / sun kil moon (2017)


Sun Kil Moonの2枚組みの新譜。スローコア。もう間違いないと言うか、安定しています。ドラムは元ソニック・ユースのスティーヴ・シェリー。以下、公式サイトで試聴できます。かっこいいですよ。

http://www.sunkilmoon.com/commonaslight/

2017年4月7日金曜日

Kelly Lee Owens / Kelly Lee Owens (2017)



初期ビョークを彷彿とさせるとか評されている彼女のサウンド、全然自分はビョークに似てるとは思わなかったのですが、むしろコクトーツインズの退廃的なムードにエクスペリメンタルのエッセンスを加えたようなサウンド。なかなかいいです。







2017年4月2日日曜日

The Iceberg / Oddise (2017)



ヒップホップだと、最近はこの人。まぁ、本当にかっこいいです。とりえず動画を見てください。






2017年3月24日金曜日

DANCE TO YOU / サニー・デイ・サービス(2016)


はっぴいえんどの系譜上に語られることの多い彼らだけど、彼らこそリアルタイムで青春時代だった人はとても多いと思う。
ただ歳も重ね気分じゃなくなってからは何年も(10年近く?)本当に暫く聴いていなかったけれど、この作品の曲をたまたま耳にして、再び。ここまで王道的に良い作品だと説得力が高い。気分じゃないとかそんなの関係なく問答無用に好きになってしまう。思い出や懐かしさもあるんでしょうけど。
全9曲、全てシングルでも出せるクオリティで削ぎ落としたのが伝わる。曽我部さん曰く自身の長いキャリアで最高傑作らしいですけど、まさにその通りじゃないかな。名盤。






2017年3月23日木曜日

EGYPTRIXX PURE,BEYOND REPROACH (2017)


最先端の新しい音楽といった感じです。やっぱり新しい音ってなるとエレクトロニカが面白いのかな、今の時代。ささくれたメタリックな生々しい質感+ドローンサウンド。めっちゃカッコいいです。







2017年3月10日金曜日

Chaos & Systems / Sundays & Cybele (2017)



Chaos & Systems(シベールの日曜日)と言う映画が大好きで、このバンドを先日知った時は「え!?」ってなって、バンド名だけで好きになってしまった北海道のバンド。サウンドはドサイケで頽廃的でエロくてかっこよかったです。

2017年2月28日火曜日

JOHN WIZARDS『John Wizards』(2013)





近々、南アフリカの音楽シーンの特集を掲載しようと思っているのですが、先行して1作品。ヨーロッパのDJなんかは現地の音源を手に入れるために(ネット上にすらアップされていないアーティストも多いので)わざわざ現地まで出向く程、今注目の地域です。









2017年2月27日月曜日

When The World Will Mix Well / 当真伊都子 (2017)

とても美しい作品。あとで知ったのですが、高木正勝さんの作品でヴォーカルを担当してた方なのですね。個人的に高木さんは田舎に移ってからおかしくなってしまったとしか思えなくて(2000年代初頭はあんなに先鋭的な事をして世界へ羽ばたいていっていたのに・・・)この方の作品は素晴らしいです。申し訳ないが、今の高木さんよりも。















http://itokotoma.com/

2017年2月17日金曜日

hotel costes


一時期ドハマリしたステファン・ポンポニャックによるパリのラグジュアリーホテル、HOTEL COSTESをイメージしたコンピレーションのCD。Vol.15までリリースされていて、全部購入しています。ジャケットもハイセンスでカッコいいし(全部紙の箱に入っていて、ポスターも付いている)、何よりラグジュアリーな選曲が好きで、元々ラウンジミュージック好きだったので大好きなシリーズでした。
それで久しぶりに調べてみたら、アップルミュージック内で復活していました。
DJはステファンではないけれど、ニコラス・ジャーをはじめなかなか豪華。
昨日から順番に聴いてますが、とてもいい感じです。
メロウな楽曲好きな方は聴いてみてはいかがでしょうか。

HOTEL COSTES

2017年2月15日水曜日

JAPANESE R&B BAND

昔東京にいた頃にお客さんで担当させてもらってたバンドのVo方が新しくはじめていたR&Bのバンド。たまたまネットで発見して聴いてみたけどなかなかいいです。CD頼んでしまいました。






そういえば日本のインディーズのR&Bバンドって随分増えてきてますね。このEmeraldなんかは日本人独特の感性があって良かったです。



他のバンドもいくつか紹介。








2017年2月7日火曜日

THUNDERPUSSY

最近たまたま見つけたガールズバンド。ライブパフォーマンス、サウンド、相当カッコいいです。
バンド名も最高ですね。このヴィジュアルなら普通パンクとかポストパンクをやりがちだと思うんですが、硬派なR&Rを鳴らしていて痺れます。音源はまだデモしか出してないので、音源のリリースも待ち遠しいですね。














2017年2月1日水曜日

Roy Hargrove in BLUE NOTE

ブルーノート名古屋さんから臨時のメール、急遽Roy Hargroveの来日公演が決定したそうな。今月28日。これは行きたい。今月は菊地成孔さんのオーケストラ、ペペもブルーノート名古屋で公演ですし、これも行かねばならないし、でも旅行の予定もその他の予定も色々あるし、いやはや充実し過ぎて困ってしまいます。

I see you / The xx (2017)

もはや初期のミニマリズムな音つくりは微塵も感じさせない新譜。どちらかと言うとジェイミーのソロに近い印象。
これだったらThe xxとして発表する必要ないんじゃないのかな?とも思うけれど、これが進化した結果なのでファンとしては受け止めます。自分としては好みの音じゃないけど。




The Drum Chord Theory / Matt Martians (2017)


The InternetのMatt Martiansがソロ・アルバムをリリース。



2017年1月18日水曜日

PRESSURE / The Paellas (2016)


前回の2016ベストに追加で1作品。大阪のバンドのデビュー作品。ジャケットも好きです。
最近流行の欧米のインディR&B作品とも比較されがちですけど、彼らはバンド形態ですし、それとはまた違う肌触りを感じます。これから要注目。それにしても、あえてつけてるんでしょうけど、こんなにスタイリッシュな音作ってるのにバンド名がダサい・・・そこが面白い。笑
このサウンドなんだから、あとはメンバーの人の髪型をもっとセクシーにして、ステージ衣装も色を揃えるとか、コンセプチュアルにしたらもっと人気が爆発しそう。





2017年1月10日火曜日

2016年ベスト選出発表

毎年レジュメを提出している同時代音楽会の1月のお題、「2016年のベスト10」用に作った資料をブログ用に音源と共に紹介します。(*あくまで2016年中に自分の出会った音楽から選んだ主観のベスト10です。)ちなみに今年は順位はつけず、ランダムに10作品紹介します。




Groove it  / iri(HIP HOP,R&B)
現役女子大生SWのデビューアルバム。抜群のセンスでカッコいいです。SuchimosやKOHHなどそうですけど最近はテン年代の
良質な若手の登場で日本の音楽のレベルがまた一段階上がった気がしています。懐かしくも新しい雰囲気のトラックにHIPHOP
でもR&Bでもない不思議な歌唱、ジョニミッチェルのような雰囲気をも併せ持つ作品。
全曲一切の捨て曲がないです。特に好きなのはM-3の「半疑じゃない」かな。

https://itun.es/jp/Tfwgfb








Haydn: String Quartets #61-63 / Alban Berg Quartet(クラシック)
世界最高峰カルテットによるハイドン作品。完璧な演奏はずっとつまらないと思っていたのですが、アルバン・ベルク弦楽
四重奏団に出会いその概念が覆されました。世界最高峰のアンサンブルが創り出す66分に及ぶ音の小宇宙。
ちなみにこれは余談ですがクラシックのプロのオーボエ奏者である我が妹がお正月から放送している山崎パンのCMの音楽を担当しています。TVで流れたら注目してあげてください笑








Verismo  / アンナ・ネトレプコ, サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 & アントニオ・パッパーノ(オペラ)
これもよく聴きました。YOUTUBEで見てから強烈な魅力でドハマリしたロシアのソプラノ歌手の最新作。
若いときの歌唱もめちゃくちゃいいのですが、この最新作のやや重みもあり貫禄ある歌唱も素晴らしかったです。










SORROW - A Reimagining of Gorecki's 3rd Symphony / 
Colin Stetson, Megan Stetson & The Sorrow Ensemble(オペラ,アヴァンギャルド,ノイズ)
インパクトというか、記憶に残るといった意味では1位の作品。上のアンナ・ネトレポコとはある種対照的で、圧倒的な音世界と演奏で間違いなく宇宙へと連れていかれます。









Too Many Voices / Andy Stott(POST INDUSTRIAL,DUB TECHNO)
大好きなアーティストの新譜。めちゃくちゃ良かったし彼にとっても過去最高作なのは間違いないと思います。
全編に渡るダーティで濃厚なロマンティシズムの嵐にクラクラする。ジャケットも秀逸。













Is the Is Are / DIIV(オルタナティブ)
待ちに待った大好きなバンドのセカンド。これも最高でした。爽やかな疾走感が気持ちよくて夏にめちゃくちゃ聴きました。
何よりメンバーのルックスがカッコいいから大好き。













Leeloo and Alexandra  / jan and naomi(FOLK)
GREAT3の若手ベーシストJanのセカンドプロジェクトなんですが、めちゃくちゃ良いの注目してます。
ジャンルは静かなサイケフォークになるのかな。ベッドルーム向きです。ギターのアルペジオや鍵盤の使い方が効果的で好き。














Fantôme / 宇多田ヒカル(J-POP)
発売日にワクワクしながら車を走らせて買いに行ったんですが、思えばこういう行為自体が久しぶりで楽しかったです。
今作も音の作り込みが素晴らしかったです。特にKOHHとの曲がいいですね。











Karma No Kusari / Kiki Hitomi(DUB,演歌)
何で今まで誰もしなかったんだろう?とすら思う、ドイツ在住の日本人による演歌と8ビットレゲエの融合作品。
演歌もダブも両方好きなのでかなりハマりました。チープで雰囲気抜群のトラックもヤバすぎます。













DIRT II / KOHH(HIP HOP)
めっちゃカッコいい作品で最高です。ハードコアなトラック+強烈なリリックでガツンとヤラレました。
今世界で売れていっている日本語を使うアーティストの中でもKOHHは別格だと思います。





以上です。半分以上日本人って言う、自分でも驚きの選曲でした。