2015年4月12日日曜日

TRUST / 18+(2014)

ロンドンの老舗クラブFabric傘下に位置する注目のベース・ミュージック・レーベルHoundstoothから、LAのJustin Swinburne & Samia Mirzaの男女2人、18+による待望のフルアルバム。
ベースミュージックを軸としながらも、ヒップ・ホップ、エレクトロニカ、R&Bなど様々な要素がブレンドされた「今」を感じる最先端でハイブリッドなサウンドが詰め込まれた内容!とってもかっこいいです。






2015年4月9日木曜日

僕の好きなクラシック(バッハ編)

このブログの趣旨とは真逆なので今まで書いていませんでしたが、クラシックが大好きです。(あまり詳しいわけではないのですが)
特に最近、再び波がきていて、バロックから現代まで順番に聴いていっています。
中でもレジェンドであるバッハの、僕の好きな作品をいくつがご紹介していきたいと思います。




定番ですが、グールドのバッハ。急速なピッチなど独自の解釈のモダンなバッハを聴ける。ミニマルミュージックとしても大好き。






長年に渡り日本の音楽界を牽引してきたチェリストの藤原真理さんの、
もう、本当に素晴らしいとしか言えない演奏が堪能できる。






イタリアの室内楽団、イ・ムジチ合奏団の素晴らしいヴァイオリン作品。





ちょっとした珍版。オーケストラの作品が続き、後半は演奏のスピーキングティーチャーを収録。結構面白い。






この作品も本当に素晴らしくて、特に疲れて何もやる気がでない時は、pablo casalsの心地よいチェロを聴く。








カンタータ群の中でも飛び切りの名曲ふたつ。140番、147番共に神への感謝に包まれた優しい曲想が聴く者 の心を慰めます。








リヒトーによる宗教音楽であるマタイ受難曲。
壮大で慈悲深く、神秘的でもあり、音楽を聴く感動と格闘したい歴史的名盤。
朝から大音量で聴きたい。

lustmord /lapalux (2015)



フライング・ロータスが惚れ込み、ポストR&B~インターネット世代を牽引するlapalux のセカンド。
今作は 「覚醒状態から睡眠状態への変遷意識下における経験」がテーマとなっており、丁寧に編み上げられた楽曲は、レトロフューチャリスティックで空想的、まるで『ブレードランナー』や『2001年宇宙の旅』の世界を連想させる。またフライング・ロータスやボノボ作品への参加で知られる実力派ヴォーカリスト、アンドレヤ・トリアーナが参加。lapalux ならではのエモーショナルな美学の極地として完成した傑作。



CHAMBERS / CHILLY GONZALES (2015)


カナダ出身の天才音楽家チリー・ゴンザレスが、中毒性の高い大名盤『Solo Piano II』に続く待望の新作『Chambers』をリリース、自分的今年の新譜の中ではすでにベストの大傑作。
今作ではタイトルの通り、室内楽の現代的解釈を追求し、ピアノと弦楽四重奏のための作品として完成し、チリーがハンブルクを拠点とするカイザー・カルテットとの関係を深めていく中で制作され、ロマン派時代の室内楽を現代のポップとして再構築した作品。
現代的解釈なミニマリズムなピアニストはもとより、ラップやアンビエント、イージーリスニング、アヴァンギャルドに由来する様々な表現が、ストリングスの美しい響きと見事に共存しています。






Hinterland / LoneLady (2015)



マンチェスターのポストパンクミュージシャン、LoneLadyのセカンド。
ESGやマキシマム・ジョイを彷彿とさせるエッジー なファンク・グルーヴを熟成させると同時にスロッビング・グリッスルやキャバレー・ボルテール といった80年代のインダストリアル・ミュージックを掘り下げ、
ア・サーテン・レイシオを彷彿 とさせるメタリックなパーカッションから、プリンス&ザ・レボリューションから派生したウェン ディ&リサにも通ずるフィメール・ファンクまで、異形のファンクグルーヴが収録されている。
ヴォーカル、ギター、キーボード、チェロ、ドラムマシーン他、すべてを 彼女自身で担当し、レコーディングもミックスも自身のホームスタジオで行った後、アメリカ、ミ シガン州の工場地帯にある人里離れたスタジオでビル・スキッベ(スティーヴ・アルビニの門下生 にし て、ザ・キルズやザ・デッドウェザーを手掛けるプロデューサー/エンジニア)のもとで、かつ て、スライ・ス トーンが所有していたミキシング卓やクラフトワークやプリンスが使用していたことでも知られる ドラム・マ シーン、様々なヴィンテージのシンセサイザーを用いながら、楽曲をさらに深化、発展させ、完成した。