2014年5月22日木曜日

MUSIC FROM ANDY WARHOL'S FACTORY / V.A (2014)


まあ、よくある企画ものなのですが、コンセプトも内容もしっかりしていてとても良かったです。
ご存知アンディ・ウォーホルのアトリエ、ファクトリー。映像や文章ではさんざん語られた伝説のファクトリーで、そこで実際にどんな音楽が流れていたのか。ウォーホル自身の発言を元に綿密な調査を行い、コンパイルした4枚組全78トラックのCDR。
収録されているのは当時流行の英国産R&R、たわいのないティーンポップ、ハードコアなプロテストフォーク、勃興するソウルミュージック、危険なサイケチューン、ゲイたちが好んで聴いたオペラ、当時のニュース番組など実に雑多な選曲で、一聴すれば「ファクトリー=ヴェルヴェッツ」という固定観念が覆ること必至。画集を眺めながら聴くも良し。ウォーホルの映像作品のBGMに流すも良し。60年代中期のマンハッタン東47丁目の雰囲気にたっぷり浸かれる4時間のBGM。


あまりに音楽が雑多で掴みどころがないので、音源のYOUTUBE貼らずに収録曲の画像貼っておきます。








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