2014年5月28日水曜日
GUSTO / Especia (2014)
以前からYOUTUBEではチェックしてた子たちなのですが、ついに今日、大阪・堀江発のアイドルグループ、 Especiaのファーストアルバムが発売されたので購入してきました。
僕、多分アイドルのCD買うの人生でこれが初めてだと思うのですが、彼女たちのサウンド、中毒になります。
レイト80s~アーリー90sの息吹を感じさせるアーバン・ファンク / AOR / スムース・フュージョンのテイストをクラウドラップ、トリルウェイヴ以降の感性でビルドアップした楽曲群とヴィジュアルワーク(ブックレットにはメンバーの写真が一切なく、ひたすらバブル時代に建てられた高級ラブホテルの内装の写真がをバックに歌詞が書いてあるデザインで、いかにも感がグッド。各曲のMVもやりきっていてグッド!)キャラクターが際立つメンバーの歌声とダンス・パフォーマンス。
こういうニッチな音楽ファンをも唸らせるアイドルユニットを関西発で出してくる辺り、プロデューサーの手腕がいいなと思います。今後も注目。
2014年5月22日木曜日
Prayer Before Birth / Hejira (2014)
マシュー・ハーバート全面プロデュースのデビューアルバムを<Accidental>からリリースした、ロンドン出身の4人組ロック・バンド、ヘジラのファースト。
ミニマル&ダークなバンド・サウンドと、透き通るような歌声、ハーバートの先鋭的サウンドで作品を作り上げています。
感想は意外と予想していたよりもハーバード色は薄く(実験的な電子音も必要最小限)全編を通して生音の柔らかなバンドサウンドで構成されていて、実に心地よく1枚を通して聴くことができます。
ハーバードプロデュースの新人と言うことで、The xx以降の期待していた目新しいバンドサウンドが感じられなかったのが残念。でも作品はいいです。
Drop The Vowels / Millie & Andrea (2014)
Demdike Stare〜Slant Azymuthなどメンバーで、ソロでもSuum Cuique〜Miles〜MLZ名義などでリリースしているMiles WhittakerによるMillieと、Modern Loveの人気アーティストAndy Stottの別名義Andreaの2人組、Millie & Andreaの1stフルアルバム。
凄く楽しみにしていた作品で、この2人が組めば最強なのは言うまでもありません。
ダブ、ミニマル、JUKE、ベースミュージック、インダストリアルを通過した彼らが奏でる最先端の孤高のストリート・ベースサウンド。かっこいいです。
Healing Is Difficult (10th Anniversary Edition) / Sia (2014)
本名は「Sia Kate Isobelle Furler」と言う長い名前の、オーストラリア生まれのボーカリスト。オーストラリアでも音楽活動はしていましたが、デビューは移住したロンドンで。名門ソニー・ミュージックと契約し作品を発表。しかしあまり売れず、僕も最近知った人なのですが、音楽とてもいいです。名作です。少し前のエレクトロニクスR&Bの感じですが、何というか絶望的な中にある美しさみたいなのを感じる作品世界。それでいて、とても聞きやすい。
Histrionic / MARIA MINERVA (2014)
NOT NOT FUNが産んだエストニア出身のMARIA MINERVA、2014年サードアルバム。さらなるフロアへ着地した90'S ディーヴァ・ハウスとロンドン・ベース・ミュージックのアイデアとシンセ・インディの次のポップが溢れ出る、ローファイ・アシッド・ディスコミュージック。
ちなみにMinervaは、ローマ神話に登場する音楽(魔術)の女神の名前に由来しているそう。NOT NOT FUNの音楽は全部いいです。
Oye Como Va (Mambo Y Cha Cha Cha) / Tito Puente (1994)
夏が近いので購入。ラテン音楽界を代表する米国・ニューヨーク出身のミュージシャンです。
1940年代から活躍し、1950年代の世界的マンボブームの立役者の一人でもあります。プレイヤーおよびバンドリーダーとしての足跡はもちろん超一級ですが、ラテンジャズやサルサの発展にも大きく寄与し、また、自らのバンドから多くの後進を輩出するなど、ラテン音楽を形作ってきた功績も見逃せない、ラテン音楽界のレジェンド。
MESS / LIARS (2014)
ライアーズの新譜です。不穏な音の配置も含め、強迫観念めいたビートやサウンド・デザインは後退。その変わり今作ではエレクトロニクスを導入したトリッキーなディスコサウンドでアッパーな仕上がり。
そこに投げやりなヴォーカルが乗り、登場当時からの不埒なポスト・パンク感も同時に呼び起こすのが独特。それでいて音像はハイファイ、コードがマイナーでもポップさが漂うのが面白い。
MUSIC FROM ANDY WARHOL'S FACTORY / V.A (2014)
まあ、よくある企画ものなのですが、コンセプトも内容もしっかりしていてとても良かったです。
ご存知アンディ・ウォーホルのアトリエ、ファクトリー。映像や文章ではさんざん語られた伝説のファクトリーで、そこで実際にどんな音楽が流れていたのか。ウォーホル自身の発言を元に綿密な調査を行い、コンパイルした4枚組全78トラックのCDR。
収録されているのは当時流行の英国産R&R、たわいのないティーンポップ、ハードコアなプロテストフォーク、勃興するソウルミュージック、危険なサイケチューン、ゲイたちが好んで聴いたオペラ、当時のニュース番組など実に雑多な選曲で、一聴すれば「ファクトリー=ヴェルヴェッツ」という固定観念が覆ること必至。画集を眺めながら聴くも良し。ウォーホルの映像作品のBGMに流すも良し。60年代中期のマンハッタン東47丁目の雰囲気にたっぷり浸かれる4時間のBGM。
あまりに音楽が雑多で掴みどころがないので、音源のYOUTUBE貼らずに収録曲の画像貼っておきます。
2014年5月8日木曜日
NOVOS MISTERIOS / NINOS DU BRASIL(2014)
これはほとんどジャケット買いに近かったのですが、サウンドを聴いてみたらめちゃくちゃかっこよかったので、早く欲しいと思い日本入荷より1ヶ月早く海外取り寄せして手にいれました。
本人のヴィジュアル、ライブパフォーマンスも含めてめちゃくちゃカッコイイ!
サウンドは、ミニマル・テクノとブラジリアン・サンバをミクスチャーさせた、トライバルで呪術的エレクトロニック・ミュージック。めちゃめちゃヤバイ感じです。今年買った中では、ジャケットのカッコよさも含めて今のところベスト1。かっこいい。
So it Goes / Ratking (2014)
マンハッタンを拠点に活動するラップ・クルーRatkingのデビューアルバム。大好きなKing KruleをフィーチャリングしたSo Sick Storiesが感動してしまう程にカッコイイ。作品も全編通して聴いたけれど、品の良いギャング系ラップって感じでなかなか良かったです。
Good Times / Jeremiah Jae(2014)
Warp所属、シカゴのヒップホップアーティストJeremiah Jaeの新作。しかもこんなにカッコイイのにフリーダウンロードでのリリースです。
作品は全15曲収録されており、Oliver the 2nd、Tre、Isrealらがフィーチャーされ、プロデュースにはOliver the 2nd、Lord Raja、Jonwayne、Knxwledgeらが参加している。70年代のアメリカの同名TV番組にインスピレーションを受けた作品だそうです。
Night Time My Time / Sky Ferreira(2014)
久しぶりに、ジャケット買いをしました。一目見ただけで、グッとくるものがありサウンドも聴かずに買ったのは久しぶりです。
この、とんでもなく素晴らしい写真の撮影は、なんとあのギャスパー・ノエだそうです。
大ファンの監督だったので、嬉しさ倍増でした。
ただサウンドは、アメリカのヒットチャートで聴けそうな、リアーナだとかブリトニー・スピアーズだとかにも似ている、ごくごく普通のガールズ・ロック。一度聴いたら、もういいかなっていうダサさだったけど、そんなの関係ないくらいに素敵でカッコイイレコードなのです。早速部屋に飾っています。
愛の関係 / GREAT3 (2014)
GREAT3の新譜、愛の関係が素晴らしい。メロウネスでディスコでサイケで音の遊び心の詰まった傑作!ナイル・ロジャースばりのカッティングギターが光る表題曲、愛の関係もカッコイイけど、全曲素晴らしい。大人による大人の為のオルタナティブロックです。
2014年5月2日金曜日
My Favourite Music Video vol.1 The Pharcyde - Drop 1995, directed by Spike Jonze
Anna Ginsburg gushes about The Pharcyde's video for Drop
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