ポーランド出身、グラスゴー在住の女性マルチインストゥルメンタリストEla Orleans。
300枚限定生産でリリースされた貴重な今作は全19曲に及ぶ2枚組の超大作となっております。
本作は文学作品からインスピレーションを受けた作品とされ、歌詞においてはW. B. Yeats, Emily Dickinson, Alestair Crowley, Lord Byron, Thomas Hardy, Arthur Rimbaud, Jacques Derrida, Tennessee Williamsなどの詩が引用されています。
全編通じて、グラム、退廃的なキャバレーポップを漂わせ、そこに持ち前のヴァイオリンや、独特なシンセ・エレクトロニクス、終盤ではパンク、60'sサイケガレージロックまでが彩りを加える、芸術的大作。
録音の音質もアナログでザラついていて、曲の退廃的な雰囲気にマッチしていてとても良かったです。
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