2016年10月18日火曜日

こだま和文








日本初となるダブバンドMUTE BEATのリーダーでもあるこだま和文の作品。彼のアルバムは何を聴いても間違いないと思います。クールなJAZZサックスに心地いいダブ処理が施されていて、まさに秋にピッタリのサウンドです。







2016年10月9日日曜日

Fantome / 宇多田ヒカル



ストリーミングサービスで聴くことが中心になっている音楽だけど、本当に、久しぶりに楽しみにしていて新譜を買いました。この作品が売れなかったら日本のリスナーの民度は地に落ちたと思ったけど、まずまず売れているみたいで良かったです。
海外でも各国のiTunesのチャートを見ると、台湾、香港、シンガポールで1位、アメリカで6位、フィンランドで1位、フランスで12位を記録しているそうです。
宇多田ヒカルのサウンドの作りこみの凄まじさは今までの作品も日本のトップレベルなのは間違いなかったけど、今作も同様でした。
母親の演歌のDNAを感じる独自の日本語の世界、ポップなR&Bでありながらマイナスのエネルギーに満ち溢れている叙情性のある歌唱法もいい。寸分の隙もない恐ろしいほど完璧な美意識と統一感に貫かれた楽曲群で、一気に最後まで聴いてしまう。




ブックレットも素敵で。和紙と光沢のあるミラー紙2種類の紙を使っている。写真もシンプルでとても良かった。