カナダ出身の天才音楽家チリー・ゴンザレスが、中毒性の高い大名盤『Solo Piano II』に続く待望の新作『Chambers』をリリース、自分的今年の新譜の中ではすでにベストの大傑作。
今作ではタイトルの通り、室内楽の現代的解釈を追求し、ピアノと弦楽四重奏のための作品として完成し、チリーがハンブルクを拠点とするカイザー・カルテットとの関係を深めていく中で制作され、ロマン派時代の室内楽を現代のポップとして再構築した作品。
現代的解釈なミニマリズムなピアニストはもとより、ラップやアンビエント、イージーリスニング、アヴァンギャルドに由来する様々な表現が、ストリングスの美しい響きと見事に共存しています。