坂本龍一と、アメリカ・ニューヨークのエレクトロニカレーベル・12kを主宰するテイラー・デュプリー、そして12kのアーティストであるILLUHA(コリー・フラー&伊達伯欣)の3組によるコラボライブの音源。
録音は2013年夏に山口・山口情報芸術センター(YCAM)の10周年記念イベントの一環として行われた、ピアノ、ギター、オルガン、シンセサイザーを使った4人の即興パフォーマンスより。「永久の」を意味する「Perpetual」と名付けられた本作は、シンセサイザーや加工されたギターの柔らかな音色によるアンサンブル、プリペアドピアノのサウンドが静かに漂うセクション、フィールドレコーディングとともに紡がれていく繊細な美しいピアノのララバイという、3部構成で静かに、そして美しく展開していく。