2014年3月21日金曜日

The Other Strangers / Orioxy (2013)


最近発見したイスラエルのJAZZバンドです。音数の少ないミニマルなサウンドに、ヤエル・ミラーの歌うヘブライ語が独特のニュアンス生み出していて、幽玄的サウンドを作り出している。

yael miller(vo)
julie campiche(harp)
manu hagmann(b)
roland merlinc(ds)


2014年3月7日金曜日

Mehliana: Taming the Dragon / brad mehldau (2014)



今年2月リリースなのですが、去年の年末くらいから予約していて手にいれました!今年最も期待していた作品のひとつ、ブラッド・メルドーとマーク・ジュリアナのエレクトリックJAZZのニュー・プロジェクトの作品です。
アコースティック・ピアノではなく、フェンダー・ローズとシンセを弾きまくるブラッド・メルドーに、実験的なアプローチでMODERN DRUMMER誌において「ドラミングのエキサイティングなニュースタイルの最前線に立っている」と評されたドラムスとエフェクト担当のマーク・ジュリアナのコラボレート。
自身のトリオや、他アーティストのコラボレーションなどでボーダレスな音楽的実験を繰り返しながら、自らの音楽性をどんどん広げ、また進化させている2人ではありますが、 本作においても、ジャズや現代音楽といった範疇を超えた、プログレッシヴ・JAZZミュージックを繰り広げております。かっこいい!!




Stay Golden / Tristesse Contemporaine (2014)


Dirtyレーベルに残したデビュー・アルバムも話題を呼んだLeo HelldenとMichael GifftsとNarumi Omoriの三人からなるバンドTristesse Contemporaineによる待望の新作が、おなじみのフランスの大御所AirによるレーベルRecord Makersからリリース。
パリのバンドらしく、モードでファッショナブル。ロックからダンス、ダークからポップまで、オリジナリティのあるサウンドを展開しています。もう彼らにいたってはファッションやヴィジュアルの見せ方、全てが大好きなので、正直サウンドはあまり関係ないですね!サウンドは逆にダサい感じでもよかったくらいです!
自分がもしもバンド組むんなら(楽器できないけど)こんなモードなバンドがいいなぁ。




Canciones Sin Fin / Hugo Fattoruso 



これは最高でした。ウルグアイの生きるレジェンド、ウーゴ・ファットルーソウーゴ・ファットルーソの2013年録音の新作。
70歳を超えても衰えぬ色気、激情、センティミエント〜諸々をピアノを中心に表現する極上のアルバム!
たまに呟くように入るロマンチックなヴォーカル、アコーディオンのエレガントな響き、スペイシーなシンセ&リズムマシン、全てがウーゴ・ファットルーソの音の世界観です。大傑作。



Morning Phase / Beck


もう前作から6年も経ってるのがちょっと意外ではあるBECKのニューアルバム。これも良かったですねー。とても美しいです。前作も、とにかくストイックに、ミニマルに研ぎ澄まされた作品でしたが、今作も然り。さらにストリングスが加わり美しく進化を遂げています。そして何と言っても、曲がいいですね!BECKはいつもそうです。サウンドの面白さもそうですが、やっぱり抜群のメロディーセンスかなと思います。
そして案外、ニール・ヤングとか好きな人にもオススメできそうな作品でもありました。




Destiny Replayed By Root Soul / ShuyaOkino (2014)



沖野さん関係は昔から好きでリリースされる度にチェックしてるのですが、いやぁ、これはカッコよかったですねー。発売後しばらく品切れ状態で買うのが遅くなっちゃったけど、手に入れてからはゴキゲンになりたい時はいつも聴いています。
沖野さんのソロ2作目のDESTUNYを池田憲一さんが全曲生音REMIXしてるのですが、ブギーやファンクを本当に見事に2014年仕様にアップデートしています。めちゃくちゃカッコいいです。もう最高。





光のなかに立っていてね / 銀杏BOYZ (2014)


最近はもうこういう音楽聴かなくなったんですが、ホントに良かったです。やっぱり、音楽って、聴くときの自分のコンディションや精神状態でも左右されるものだと思いますが、ぴったりとハマりました。峯田くん一人になった銀杏のサウンドは、昔と違いノイズとシューゲイザー、打ち込みを大胆に導入し、峯田くんのボーカル(音量大きい!気持ちいい!)が感情的に迫ってくるロックンロールアルバム。
音楽とは記憶とも思うのだけど、轟音となったサウンドと声が身体中に沁みわった。
ちなみにこの素敵すぎるジャケットの写真は、「未来ちゃん」の写真家、川島小鳥が撮影。デザインを坂脇慶が担当。