2013年7月24日水曜日
MULATU ASTATKE/HELIOCENTRICS-INSPIRATION INFORMATION 3 (2009)
いよいよフジロックが3日後と近づいてまいりました。今年参戦するので、本当に楽しみでワクワクしています。大トリのCUREと2日目のBjorkが一番の参戦目的なのですが、他にもTOM ODELL、SAVAGES、Toro Y Moi、RHYE、などなど、このブログでも紹介してきたアーティストも出演します。
そんなフジロック2013の中で楽しみなアーティストの一人に、こちらのエチオピアン・ジャズの創始者であるMULATU ASTATUKEがいます。来日するのは超貴重。この機会を逃すと見れない可能性もあるので、絶対に見ておきたいです。
こちらは最近買い足したMULATU ASTATUKEのアルバムなのですが、ファンク・バンドHELIOCENTRICSとの共演作!
これは濃いです。そして大名作。エチオピアン・JAZZグルーヴにアフロな演奏が加わり、めちゃくちゃクールで痺れました。夏に聴くのにもいいですね!お店でも今日流していました。オススメです。
Tomorrow's Harvest / Boards Of Canada (2013)
8年ぶりの新作にもかかわらず、買い逃していたのですが(大馬鹿者)、音源を手にいれたのでようやく聴きました!もうホントに素晴らしい作品。震えました。
思えば、「エレクトロ二カ」という言葉と音楽が、ここまで一般に認知され浸透したのは、ボーズ・オブ・カナダなくしては考えられなかったと思います。
(ほんの10年前なんて、タワーなんかの売り場でもエレクトロニカ=テクノコーナーにひとまとめにされていましたから)
エイフェックスやオウテカと違い、実験性もありながら大衆にも受け入れるサウンドを創造していたからだと思います。こんなアーティスト、当時はなかなか他にいませんでした。
待望の今作では、リズムパターンもサウンドも、よりミニマルになって、アンビエント要素が増えてサウンドのスケールが大きくなった印象。その中に感じられる絶妙なインダストリアル感もホントにヤバいです。是非良いスピーカーで聴いて下さい。
FUNKY CARAVAN / Space Circus (1978)
これはお客様に教えてもらてから、ずっと音源を探していてようやく手にいれました。(Amazonだと、物凄いプレミア価格になっています)
1970年代後半に活躍した日本のプログレ、フュージョンJAZZバンドなのですが、これがめちゃくちゃカッコイイのです。テクもヤバすぎ。
こんなクールなサウンドを作るバンドが日本の70年代に存在してたってこと自体が嬉しいです。ジャケットのデザインも素晴らしい!
Future Sounds of Buenos Aires / V.A (2013)
かなり興味深く中毒性の高い音楽を手に入れました。凄くいいです。
アルゼンチンのブレノスアイレス発、実験的民族音楽のコンピレーション。(当の本人たちは民族音楽と称されるのを嫌いそうだし自分も例えたくないけれど、わかりやすく伝える為にそう書かせていただきます)
フォルクローレ(アルゼンチンの民族音楽)や、アコーディオン、ラテン、などの民族音楽に実験音楽・エレクトロニカ・ビートミュージックが融合していて、とてもユニークな世界観を創造しています。
世界的にも殆ど知られていないシーンの音楽だけれど、
創造力が高く本当に面白い!これからも注目していきたいです。
2013年7月17日水曜日
Twenty String / Oceanographer (2003)
UKくんから。なんとも優しく心地よい音楽に出会いました。oceanographer、直訳すると海洋学者ですが、テキサス出身のNYのインディーズアーティストだそうです。
ストリングスの音とみずみずしいアコースティックギターの音色の隙間に、脱力したヴォーカルが優しく入り込んで、本当に美しい世界を作っています。
こんな優しい音楽だったら、ずっと包まれていたいとさえ思ってしまう。最近、疲れているのかな。笑
YOUTUBE、SOUNDCLOUDに音楽見つからなかったのですが、こちらで試聴できます。素晴らしいので是非。
http://oceanographer.bandcamp.com/track/too-much-thought
ウポポ サンケ / 安東ウメ子(2003)
北海道帯広市フシココタン出身のアイヌの音楽家。 ムックリ(口琴)とウポポ(歌)の名手である、故・安東ウメ子さんのアルバム。
最近知ったのですが、もう圧倒的に素晴らしすぎて感動。今のところ、今年聞いた中ではベストの作品です。
CDは2枚リリースされているので両方手に入れたのですが、そのどちらも素晴らしい作品。
ゆったりとした、オーガニックかつ力強いグルーヴ感が全編を通して流れています。
ジャンルは伝統音楽になるのですが、計算しつくされた音の配置、細やかなダブ処理、など音作り的にも非常にレベルが高い。名盤です。
2013年7月10日水曜日
ED REC VOL. X - ED BANGER 10 YEARS COMPILATION (2013)
Daft Punkの元マネージャーBusy Pが主宰を務めるフレンチ・エレクトロレーベル、Ed Banger Recordの10周年記念コンピがリリースされたので購入しました。
10周年記念コンピなのに、何と収録曲は全て新曲!過去を振り返るのではなく、時代の先を提示したフレッシュでPOPなエレクトロサウンドが収録されていて、Mr OizoやFeadz、Justice、Breakbotらお馴染みの面子による未発表曲が満載。夏にピッタリの1枚かと。
10周年記念コンピなのに、何と収録曲は全て新曲!過去を振り返るのではなく、時代の先を提示したフレッシュでPOPなエレクトロサウンドが収録されていて、Mr OizoやFeadz、Justice、Breakbotらお馴染みの面子による未発表曲が満載。夏にピッタリの1枚かと。
The Flower Lane / Ducktails(2013)
Real EstateギタリストMatthew Mondanileのサイドプロジェクト、Ducktailsの2枚目のアルバム。
これはお洒落なポップサウンドです。控えめなシンセとピアノ。女性ボーカルが入ってくる辺りもいいです。清涼感もあって、夏は部屋でこんなアルバムもいいですね!
2013年7月4日木曜日
IMMUNITY / JON HOPKINS (2013)
ブライアン・イーノとの共作でも知られる英国出身のエレクトロニカミュージシャン、 JON HOPKINSの4年ぶりのソロ作品。今までは音響的、アンビエント的な作品が多かったけれど、今回はフロア寄りなダンストラックが多数収録。エレガントかつミニマルで美しいテクノが多数収録されていて、めちゃくちゃCOOLでカッコイイ。
2013年7月3日水曜日
Sapphire Slows / Sapphire Slows(2013)
世界のインディー・ダンスシーンで注目されるUS のNot Not Fun、100% SILKから作品をリリースする唯一の日本人の女の子、サファイヤ・スロウズ初のCD作品が原宿のBIG LOVEよりリリース!大好きなアーティストだったので、早速購入しました!
使用機材や解説も書いてあり、かなり満足の日本版。
それによると使用機材で一番高価なのがmac bookで、後はハードオフで購入した500円の機材と2000円の機材(ジャンク)+子供の時に遊んでいたおもちゃ(0円)で作られたサウンドらしく、そんなところも素敵でめちゃくちゃカッコイイです。
彼女はまさに近代のテクノロジーが生んだ宝石のようなアーティストで、東京が生み出す陰鬱な感情を感じる妖艶なボーカルとサウンドが、チープだけど宝石のように煌めく光を放ちながら奏でられる。
まさに10年代を象徴するアーティストの一人。現在制作中のアルバムも楽しみで仕方がない。
James Pants / James Pants (2011)
90年代から常に尖った音楽を届けてくれている”Stones Throw”というL.A のレーベルより、次世代アーティスト、James Pantsのご紹介。先日大好きなお客様の紹介で購入したのですが、これが見事にハマりました。かなり良いです。
ゲーム音楽、パンク、ソウル・サイケ、ダンスミュージック、ありとあらゆるジャンルを吸収した、個性的なローファイポップミュージック!
突き抜けたセンスで、独自のねじれたポップミュージックの世界観を作り出している。
色褪せているのに新しい。今の時代にピッタリのポップミュージックだと思う。
登録:
投稿 (Atom)