最近新譜がリリースされたのですが、落ち着いてしまってあまり面白くない作品でした。ってことで、前作のこちらをご紹介。
ハドソン・モホークは7 歳でジャングル&レイヴの洗礼を受け、10 歳で初のミックス・テープを作り、12 歳でプレステのみで曲を作りをスタート。その後14 歳という若さでターンテーブルの世界大会:DMC とITF で史上最年少チャンピオンに輝くなど、驚くべき実力と才能を兼ね備えた早熟クリエイター。今やグラスゴーを飛び越えL.A の最重要イベント”Low End Theory”等、L.A. のアンダーグラウンドシーンにおいても欠かせない重要人物の一人となった。
彼はエイフェックスツインのような童心と狂気、90年代ゲーム音楽(実際初期はプレステで音楽を作っていた)、ヒップホップとエレクトロニックサウンドのテイストを融合させ、グリッチ・ホップを先取りし、聴いたもの踊り狂わせた。しかし彼の楽曲はそれだけに留まらなく、聴く者を退屈させない目まぐるしさとキラメキを兼ね備えていて、根底にあるヒップホップのグルーヴで一見とっちらかって聴こえるグルーヴが実は非常にまとまっているのも魅力のひとつ。
0 件のコメント:
コメントを投稿