2014年10月8日水曜日

Big Pop for Chameleon World / Jerry Paper (2014)


ぐんにゃり歪んだニューエイジ・ラウンジ・サウンドと、ジェントルでねじれたヴォーカル。カセットでリリースを行い人気を集めていた地下アンビエントシーンで要注目されていたブルックリンの奇才、Jerry Paperの新譜がLPでリリース。
掴みどころのない歌声と奇妙な浮遊感は70年代のBrian Enoを連想させる。脳がとろける哀愁ポップスは癖になります。



CYMANDE/CYMANDE (1972)


ジャマイカを中心とした西インド諸島のファンクグルーヴァーによって結成されたサイマンデのデビュー作が今年再販。アフロ、ファンク、ジャズ、レゲエ、ソウルをごちゃ混ぜにした、ハイセンスなレアグルーヴの数々を聴かせてくれる。ヒップホップ、ハウス系のDJからの支持も厚い一枚。名盤です。



2014年10月7日火曜日

Alien Vacation / Pulse Emitter (2014)


USオレゴンのシンセ奏者PULSE EMITTER最新自主制作版が、カセット&DLでリリース。
この人のシンセ使いと表現力の豊かさはお世辞抜きでもの凄い。自然と宇宙なニューエイジでソフトなサイケデリックでアンビエント。空想心、瞑想の楽園力を引き出す圧倒的な世界観です。




Trace / Mike Cooper & Chris Abrahams (2014)


60年代から英国フォーク・サーキットで活躍した後にアヴァンギャルド方面へ進んだ異色の経歴を持つ大ベテラン、Mike Cooperと、オーストラリアの鍵盤奏者Chris Abrahamsの共演作。
電子ドローンを背後に浮遊させながら、Mike Cooperのブルージーなギター・インプロが最高に良い。後半、徐々にエレクトロニクスへと変調していく様は鳥肌もの。


The Offense of the Drum / Arturo O'Farrill and the Afro (2014)


ラテン・ジャズ界最高のピアニスト、アルトゥーロ・オ・ファリル率いる、総勢20名超のアフロ・キューバン・ジャズ・バンドの新作。
迫力があり大胆に、そして緻密におりなすリズム・セクション、そして強力なホーン・アンサンブルがおりなすサウンドは、まさに神格化された偉大なマエストロでもあった亡き父、チコ・オ・ファリルの名を冠するに値する。




2014年9月3日水曜日

A History of Distance / bvdub (2014)



近年ダブ・アンビエント系アーティストとして数々の作品をリリースし続けているbvdubの新作。
ビートを効かせながらも深遠なまどろみのサウンドで浮遊するBurialを更に深化させたアンビエント的ポスト・ダブステップサウンド。
 深いリバーヴのかかったアンビエント・ドローンにピッチダウンしたレイヤーのかかった声を混ぜ合わせ、裏音にノイズをプラス。時に攻撃的にもなるダブステップ / ガラージのビートで展開をつけながら壮大でロマンチックなポスト・ロック、ポストダブステップ・アンビエントな作品に仕上げています。
なかなかカッコイイので気になった方は聴いてみてください。全4曲78分の大作!



Barragán / blonde redhead (2014)



発売を首をなが~くして待っていた、 大好きなblonde redheadの新譜です。
キャリア20年、今までのアルバムは全部持ってるのですが、今日ざっと聴いた感じでは、前作Penny Sparkle程のニューゲイザー的なポップネスは影を潜め、確固とした世界観の下、ダウナーで内省的でありながらも浮遊感のある作品に仕上がっています。









blonde redheadはライブがとってもいい。かっこいい。また観に行きたいな